加齢とともに運動機能や認知機能などの心身機能が低下し、要介護への進展が懸念される状態=フレイルを、栄養・運動・社会参加等の改善によって予防しようと試みる生き活きライフ(フレイル対策)部会は、4月7日、第9回部会を開催した。
冒頭、又平部会長から、この部会の活動を通じて、まだまだ低いフレイルの認知度を上げていこう!との挨拶があり、続いて日本ヘルスケア協会から協会の直近の動き(サンドボックス実証実験の進捗、今秋の年次大会の予定、他の主な部会・研究会の動き等)が紹介された後、構成員の(株)ヘルスビジネスメディア殿から、直近の国試の合格率(薬剤師64%、管理栄養士64.2%)の紹介、健康管理アプリの好評、「免疫」表現の新たな取組み等が紹介された。
次に、急遽日本ヘルスケア協会の出展が決まった「健食原料・OEM展2021」に対する当部会の対応が検討され、構成員各社から様々なコンテンツの提案があった。結論としては、①部会としての出展には異議無し、②各社からの提案は4月12日(月)締切りで又平部会長のもとに集約し、③又平部会長、小原副部会長が合議で優先順位を決定して展示準備を行う、ことに決した。
次に、当部会では「フレイルレター」を発行することとし、サンプルとなる第1号として三生医薬殿のバージョンが示された。
最後に、小原副部会長から、4月1日に就任された帝京平成大学の動向として、企業連携地域連携が多くの関係者から求められていることが報告された。