今回の部会もWEB併催で開催された。まずJAHIから直近の動きとして、野菜果物の店頭POP表示のプロジェクトが11月末の最終報告書提出、JAHIホームページへの黄色マニュアル要旨の公表等を持って終了し、社会実装の段階に入ること、ドキュメンタリー映画「終わりの見えない闘い」の自主上映会の開催等が報告された。

続いて、新テーマである「健康支援棚」の構成に関して、服部副部会長から説明があり、部会構成員から次のような問題点の指摘があった。①計画していた商品が無かったり、違う商品が陳列されていたりしており、売場担当者との間の連携強化が必要。②対象商品をウエルシアハウスで陳列するための「仕組み」ができていないため、継続的に商品を置くことが難しい、③今回提案の棚の目的や意義（低栄養な高齢者への栄養補給、フレイル対策のための運動効率を高める商品提案）が伝わりにくいのではないか。

今後の進め方としては、①対象を「介護」にするか、「介護予防」にするかの決定、②商品カテゴリーを「食」だけに絞るか、もっと切実な「排泄」まで広げて取り組むかを決定する必要がある、という点で合意が得られた。