今回の部会は、冒頭でJAHIニュースリリース№67に基づき、①「お米で健康イニシアティブ」設立の動き、②当部会が前年度実施した「マスク研究」が日本臨床薬理学会学術総会で「優秀演題賞」を受賞した件、③「健康まちづくり部会」が中野区長からの連携提案を受けて連携事業内容の検討を行っている件等を報告した。
続いて、今回は部会構成員の最近の動きの報告会を行い、ドラッグストア卸売業からは、利益商材である風邪薬が今年は極端に伸びず、一方で補聴器の需要が脚光を浴びたこと、また製薬メーカーからは、今年は医薬品の動きが悪く、その分、ヘルスケア商材に期待が掛かっていること、また、日用品総合メーカーからは、入浴剤、口中清涼剤等の巣ごもり需要が最高売り上げを記録していること等が報告された。
続いて、「おうちマップ」普及に関する検討が行われ、「おうちマップ」そのものの説明が不十分、訴求対象の不明確さ等が指摘された。「おうちマップ」の普及に関しては抜本的な見直しが必要、また、訴求対象を①個人ユーザー、②ドラッグストア・調剤薬局、薬剤師、医師、③介護関連施設の3者に絞り込んで、的確な訴求が図られるべきとの結論になった。