「持続可能な日本農業を共創する」ことを大目的に、「土壌の健康」、「作物の健康」、「人の健康」の3つのテーマの最小公倍数を求める「土壌で健康推進部会」は、この程準備会合を開催し、部会長に次世代FVC研究所理事の上杉登氏が就任した。
また、この大目的は当部会の活動だけでは果たせないことから、当部会を中核に、関連する外部組織を巻き込んだ活動体として「土壌で健康イニシアティブ」を合わせて立ち上げることとなった。今回の会合は両組織の合同準備会として開催された。その席で、イニシアティブの座長には公益社団法人大日本農会技術顧問で元ネパール大使の西郷正道氏が就任されることになった。また、同イニシアティブには一般財団法人日本土壌協会参与の瀬川雅裕氏の参加も内定した。さらに、事務局長には株式会社生科研常務取締役の中嶋浩平氏が就任される。この他、アドバイザーとして多数の学識経験者等のお名前が挙がっている。
次に、準備会では部会及びイニシアティブの「コンセプトないしはミッション(良い農地を後世につなぐ、農地の資産価値を高める、持続可能な農業を支える)」、「活動方針ないしは目指すゴール」、「具体的な活動テーマ」、「部会及びイニシアティブ立ち上げまでのステップ」、「2022年の活動スケジュール」等を検討した。