ヘルスケアの職能に関する研究会は、昨年12月24日の前回会議に続いて、6月17日、半年振りに第18回会議を開催した。まず、事務局から日本ヘルスケア協会のこの間の動きについて、6月の定期記者会見に用いられたニュースリリース№62によって報告があった。はじめに、野菜・果物の店頭POP表示が内閣官房のサンドボックス制度の認定を受け、全国のスーパーマーケット等での実証実験が始まっていること、また、活動目的の重なる組織との連携が進み、6月5日には（一社）次世代FVC研究所との共催セミナーが開催されたことなどが報告された。次に、本日の参加メンバー各位から、近況報告が行われ、コロナ禍のさまざまな影響が報告された。次に、堀座長から熱中症について、予防強化キャンペーンとしての様々な活動や、薬局・ドラッグストアが取り組むべき地域生活者への情報提供や対策の必要性に関わる話があった。さらに、小田副座長から、歯科専門職が患者さんと共有できる資料として活用できる神奈川県オーラルフレイルハンドブックについての紹介があった。なお、今秋のJAHI活動発表会に、当研究会としては「オーラルフレイル」をテーマに発表することが提案された。内容的には、①薬局・ドラッグストアでできることの提案、②モデル地区の紹介、③オーラルケアの商材の活用　などが候補として挙がった。