前回部会（5月24日）で合意されたように、この部会の直近の活動方針として、帝京平成大学のある「中野」でまちづくりのモデルケースを構築する具体的な活動として、予定通り、上位計画である中野区のまちづくり基本方針を知るために、第2回会合では中野区まちづくり推進部の小幡一隆課長、浅野貴美氏をお招きし、中野駅前地域土地利用の歴史的な変遷を踏まえて概説を伺った。

　当部会が構想するまちづくりとの絡みとしては、①中野駅は今後、東西南北が繋がって行き来できる構造（線路上に駅舎と高層ビル新設を予定）になる、②「公共空地」の弾力的な活用、③開発の進捗とともに、この先、働く人が約5千人、住む人が1万人増加する予定、④昼間人口・夜間人口・交流人口のバランスが均等になるようにエリアマネジメントを進める、⑤丸の内、日本橋のように、特定のデベロッパーによる開発ではなく、種々の業者による開発、等に留意する必要がある。

今後、中野区役所と引き続き情報交換を行い、必要な担当部門とも引き合わせていただくこととなった。