植物の機能を様々な形で活用する「フィトセラピー(植物療法)」の社会への普及と確立
を目指すフィトセラピー部会(池田明子部会長)は、2月10日(水)13:30~15:30の2時間、Zoomを使ったオンライン講座を開催し、多くの受講者を集めた。
講座は、まず「ハンドケア(ハンドマッサージ)の基礎知識と有効性」と題して、池田部会長がフィトセラピーの考え方とハンドケアの基礎知識を講じ、続いて部会構成員であり、昭和大学医学部講師である佐々木晶子博士が病院や薬局店舗での実例を交えてハンドケアの実際を紹介された。
後半では、「認知症予防のためのアロマ&ハーブの活用法」と題して、薬剤師であり、わが国最古、35年の歴史を持つハーブショップ「グリーンフラスコ」の代表を務める林真一郎氏から、ローズマリーなどのハーブの香りが記憶力の低下を防ぐとする最近の研究を踏まえて、アロマセラピーやハーブティーをはじめとした認知症予防のためのライフスタイル提案がなされた。