本年もよろしくお願い申し上げます。
今回は旧臘12月6日の年頭所感会見以降の動きについてご報告いたします。
1.公益財団法人化準備作業が大詰め
一昨年12月18日の臨時理事会・評議員会で承認を得てスタートしたJAHIの公益財団法人化準備作業が大詰めを迎えています。本年4月の認定を目指しています。
- 内閣府公益認定等委員会の審査作業への対応
- 定款変更、事業計画書・収支予算書・財産目録・貸借対照表等財務書類の修正、役員報酬支給の基準・各種規程類の整備等
- 一般財団法人日本ヘルスケア協会第5期事業報告書・決算書案のとりまとめ
- 臨時評議員会、理事会の開催
- 寄附要綱の改訂、寄附募集パンフレットの作成
- 「選考委員会」の設置準備
設置要綱・委員会規約準備、協会内部委員7名、外部委員5名の人選、準備会の開催、助成金交付選考基準案の策定 - 助成金交付公募の準備
公募要領・申請等書式の作成
2.経産省・2025年大阪・関西万博推進への協力体制を構築しています。
JAHIでは、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が万博へ参加促進を図るために昨年末に設置したPLL会議(People’s Living Lab) の有識者委員である牧村真史氏(㈱集客創造研究所)とともに、6事業/5アイデアの提案書を作成し、PLL会議に提出を予定しています。
なお、2025年日本国際博覧会協会が博覧会国際事務局(BIE:本部パリ)に提出する「大阪・関西万博に係る登録申請書」は12月20日に閣議決定され、12月27日に提出されました。テーマや会場整備など8つの章から構成され、これが現時点における開催計画の概要を示す文書になっています。本申請書は本年6月のBIE総会において承認されることを目標としています。
3.新部会「フィトセラピー部会)」が11月7日(木)立ち上がりました。
「植物の恵みを活用して人生をより豊かにし、植物と関わることで哲学的な学びを共有していくことをミッションとし、フィトセラピー(植物療法)、および植物オイルを使用したハンドケアによる健康維持・向上と心を満たすための活用方法を広く普及していく」ことを目的とした「フィトセラピー部会」がソフィアフィトセラピーカレッジの池田明子学校長を部会長、森嶌淳友医師(医療法人ふじいやさか)を副部会長に8名の構成員で発足し、年明け1月14日に第2回部会を開催しました。
高齢者の自立した日常生活の支援のために、地域に根差したドラッグストアや薬局の新しい役割として、医療機関や介護施設との連携を図りつつ、医薬品だけではなくフィトセラピーやハンドケアを中心とした健康づくりの方法の提案を目指しています。
4.その他
- 昭和女子大学への寄附講座「ビジネス開発研究B」(グローバルビジネス学部)は、順調に進捗し、1月30日の第15回で終了します。なお、1月23日の今西会長出講日に次年度の開講依頼が同大学・金子朝子学長から今西会長に対して行われる予定になっています。
- 東京薬科大学への寄附講座が「医療コミュニケーション」をテーマに次年度も開講されることが決まり、同大学薬学部、薬学教育推進センター三浦典子教授を窓口に計画が進んでいます。
- 「ドラッグストア在宅介護推進部会」と「在宅感染症予防部会」が最近注目されている「フットケア」をテーマとした合同セミナーを、2月1日(土)13:00~16:00、スタンダード会議室・五反田ソニー通り店会議室で開催します。
- 第3回年次大会開催報告書を刊行し、12月27日、大会参加者、登壇者、協会会員・役員等の皆様に発送いたしました。この後、国会図書館、専門図書館、県立図書館等への献本も行います。