今回は2月20日の前回会見以降の動きについてご報告いたします。
新型コロナ禍に対して様々な対応を迫られました。
- 第4回ライフビジョン展(LSV)の中止決定
JAHIは3月9日(月)、第20回JAPANドラッグストアショー併催のLSV展(3/19〜21)の開催中止を正式に決定し、出展各位にお知らせすると共に返金処理態勢に入りました。 - 第4回年次大会のWEB開催の検討
同様に、9月4・5日に明治大学駿河台キャンパスで開催予定の第4回日本ヘルスケア学会年次大会のリアル開催は事実上難しいとの判断から、中止ないしはレセプション等を省いたWEB開催とするかの検討を行っています。 - 各種部会・研究会の流会とWEB開催への移行
2月・3月に開催が予定されていた部会・研究会は部会長・座長のご判断で次々に流会となり、3月4日(水)午前の「第39回野菜で健康促進部会」を最後に休止中です。その後、「在宅感染症予防部会」のように幹部だけのWG(3/19)が開催されるとともに、WEB会議への移行が図られているケースもあります。
在宅感染症予防会では小売店頭での「感染予防」POPを製作中です。
同部会では、この度の新型コロナ禍でこそ、これまでの研究成果を世に問うべきと考え、短期的にはドラッグストア等の小売店頭における「感染予防」商品やサービスに関するPOPの表示、中長期的にはエビデンスを持った感染予防の啓発活動(口腔研究レポートに基づく「清潔な口で、ウィルスリスク対策」リーフレットの公表等)、さらには、在宅における様々なリスクごとにその対処と商品・サービスに紐付けた「おうちマップ」の制作に取り組んでいます。
JAHI・今西会長は、経済省の岩田泰・2025年国際博覧会統括調整官と対談を行いました。
超高齢化社会を支える産業の核の一つがヘルスケアであり、その産業をアジア、世界に発信する場として万博は有用と考える今西会長は、昨年の年次大会の基調講演にお迎えし、その後も連携を深める岩田統括調整官と3月13日対談を行い、今後の取り組みの方向性の相互確認が行われました。(ヘルスケアビジネス社「月刊H&Bリテイル4月号」掲載)
JAHIは「工業会 日本万引防止システム協会」から発出の文書の監修を行いました。
小売業の万引防止システムの事業者団体である同工業会は、この度の新型コロナ禍に際して、クライアント小売業を通して消費者にアピールする「新型コロナウイルスからお客様と従業員を守るためにすべきこと」の監修をJAHIに依頼されてきたため、JAHIでは緊急に、医学博士で健康アドバイザーの福田千晶医師に監修をお願いし、JAHIの推薦という形で同工業会加盟各社に通知されました(米国加州のスーパーマーケット業界団体の素案を日本の実業に合わせてリメイクした10か条)
JAHIは筑波大学久野研究室監修の健康2次被害予防動画を全会員に配信しました。
この度は、JAHIでは「健康体操・運動推進部会」の増本岳部会長が会長を勤められう(株)カーブス・ジャパン殿から、今般のコロナウイルス感染症拡大に伴う「外出の自粛によって引き起こされる健康2次被害を予防するための動画」(3編)配信のご要請を受け、時宜に適ったものであるとの判断のもとに、4月9日、前会員の皆様に配信させていただきました。
その他
①JAHIは近々の公益財団法人と同時に新ホームページをオープンします。②JAHIは4月13日よりテレワーク態勢に入っています、②新人職員・若菜寿奈(じゅな)が入所しました。