日本ヘルスケア学会・研究会

1.日本ヘルスケア学会・研究会

(1)研究会一覧

わかりにくいのですが、学会にある10の研究会のうち、①~⑤の5つの研究会をまとめて「ヘルスケア科学部会」と呼んでいます。
また、⑥~⑩の5つの研究会を「ヘルスケア産業部会」と呼んでいます。

(2)各研究会の活動内容

各研究会の「目的」、「課題」、「参加者と組織」、「達成内容」、「主な活動内容」等は研究会一覧の研究会名をクリックして確認してください。

(3)研究会の活動成果例

例えば「食と健康」に関する研究会では、食品と健康について包含した分類表が無いことに着目し、ヘルスケア産業協議会の「流通部会」と連動して、新しい食品分類表を作成しました。

<新しい食品分類表の構造>
この分類表は、分類1のレベルから細分化していき、最大で分類5のレベルまでで「食と健康」を分類し尽くそうとするものです。分類1のレベルは大きく4つに分類され、それぞれ「保健機能食品」、「スマイルケア食品」、「ヘルスケア食品」、「医薬部外品」で構成されています。最も多くの食品が分類されると想定される「ヘルスケア食品」については、分類2のレベルとして「リスク軽減食品」、「運動支援食品」、「スポーツフード」、「ヘルスサポート食品(いわゆる健康食品を含む)」に区分されています。
<新しい食品分類表の活用事例>~「減塩食品」
例えば分類レベル1「ヘルスケア食品」の分類レベル2「リスク軽減食品」の、さらに細分化した分類レベル3「減塩食品」について見ると、減塩は生活習慣病の原因としてその必要性が認められ、実際に減塩対応食品が数多く発売されて市場が拡大しているにも拘わらず、従来の売場では既存カテゴリ―の中で陳列され、埋没してしまっているのが現状です。
新分類を活用して、「減塩」という分類に従った売場を創設すると、従来の売場に加えて、新規で減塩食品を陳列することが可能になり、醤油、味噌、即席麺といった既存のカテゴリー区分の売場だけに陳列された減塩対応食品が、新しく創設された減塩売場でも陳列されることになります。
結果として、健康軸での訴求が可能となり、売上拡大に寄与し、減塩商品を求めている消費者の利便性にもつながることとなりました。
(4)研究会の進め方
  1. 研究会には座長・副座長を置き、また予め議事録作成者を決め、定期的に会合を開催します。
  2. 座長が当日の参加者に諮り、次回研究会の開催日時を決定します。
  3. 座長の指示に基づいて、JAHI事務局が欠席者を含めた登録メンバー全員に次回開催日時、会場、議事を、概ね開催日5日前までにメールで案内するとともに、ホームページに掲載します。
  4. JAHI会員は座長の承諾を得て、当該研究会の登録メンバーになることができます。法人会員は1企業から何名でも登録できます。
  5. JAHI会員は座長の承諾を得て、「オブザーバー」参加をすることができます。
  6. 非会員も座長の承諾を得て、3回まで無償で「オブザーバー」参加できます。
  7. 研究会終了後、議事録作成者が議事録を作成し、座長の承認を得ます。
  8. JAHI事務局は、座長の承認を得た議事録を登録メンバー全員にメール配信するとともに、ホームページの会員専用ページに掲載します。
  9. 研究会の成果は、JAHI年次大会、研究会セミナー、記者会見等で、担当者によって公表され、また学術誌、市販誌紙等で発表されます。
  10. 研究会の成果物の知財権は一義的にJAHIに所属し、その利用に当たっては座長を中心に、研究会登録メンバーの総意に基づく決定によるものとします
  11. なお、研究会の中には、一定の成果を得た時点でいったん休会したり、座長等参加者のスケジュール、行政機関との調整等の理由で活動を休止しているものがあります。
(5)新しい研究会の設置

現在ラインアップしている研究会以外に新しい研究会の設置を希望される場合、JAHIの会員内外から5社の賛同を得れば設置が可能です。(申請に当たって、非会員の方はJAHIに入会していただく必要があります)研究会名称、目的、課題、参加者と組織、達成内容、成果物、活動方法等を明 記し、申請者名を添えた「研究会設置申請書」をJAHI会長宛てに提出すれば、JAHI会長名で設置の承認通知書が申請者に発行されます。

<本部>
〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町6-8 NH2 Bldg. 2階
TEL 03-6810-8511 FAX 03-6810-8512